お掃除は「お・も・て・な・し」

さあ、今日もお掃除で人生を上げましょう⤴

先日、日本体育協会という団体が管轄する「アシスタントマネジャー」という資格の講習のため、千駄ヶ谷にある東京体育館に朝9:00～夕方17:30まで缶詰めになり、その後さらに18:30～19:30まで検定試験という一日を過ごしてきました。

その日は、ちょうど極真空手の全日本選手権大会が東京体育館のメインアリーナで行われていて、数年前までは私も必ず毎年観に行っていたのですが、数年前から観に行かなくなるとすっかり忘れていて、コーヒーを買いに行ったコンビニで有名な選手を見かけて、驚いて大会のことを思い出したという一日の始まりでした。

ところで、「アシスタントマネジャー」というのは、地域総合型スポーツクラブの運営において、クラブマネジャーを補佐して諸活動をサポートするための資格です。

私が活動する北区スポーツ推進委員において、北区滝野川地区に「コミスポたきのがわ」という地域総合型スポーツクラブを設立する動きがあり、その活動の一環として「アシスタントマネジャー」資格取得講習を受けてきたわけです。

地域総合型スポーツクラブとホスピタリティ

アシスタントマネジャー講習を受ける中で、「ホスピタリティ」という言葉が繰り返し繰り返し出てきました。

「ホスピタリティ」という言葉をネットで検索してみると、「日本ホスピタリティ協会」という団体が以下のように定義しています。

ホスピタリティとは接客・接遇の場面だけで発揮されるものではなく、人と人、人とモノ、人と社会、人と自然などの関わりにおいて具現化されるものである。狭義の定義では、人が人に対して行なういわゆる「もてなし」の行動や考え方について触れていて、これは接客・接遇の場面でも使われるホスピタリティのことである。

このホスピタリティとスポーツクラブの運営は何の関係もないように感じますが、要するにスポーツクラブといえども「おもてなし」の心や利用者目線での運営・サービスが不可欠であるということを教えられたわけです。

確かに、旅館やホテルなどはもちろんのこと、ホスピタリティは接客業全般に求められる考え方です。どんなに素晴らしいプログラムを提供しても、ホスピタリティマインドに欠ける接客は利用者の支持を得られず、リピート利用や会員の獲得・増加に結び付きません。

スポーツクラブのアシスタントマネジャー講習で、この意識を徹底的に植え付けられました。